2022年2月18日
本日のご依頼は近江八幡駅前の薬局さんです。
お電話では2階の軒下に「アシナガバチの巣があるのでとって欲しい、家の中にも数匹入ってきた」との事でした。
しかし、お話を詳しく聞いていると巣の形状などからスズメバチの種類のような感じがしたので、料金をご案内するときに「アシナガ蜂は6600円（当時）ですが、もし、スズメバチの場合は12000円（当時）になります。」
と先に料金の承諾を得て現場に向かいました。
ナビが変な場所を指示するのでＪＲ近江八幡駅のロータリーを2回もまわるなど、ちょっとしたトラブルもありましたが、ほどなく現場到着。
由緒ある旧家のようで家の中はなんとも荘厳な感じが漂っていて、アウェイ感が半端じゃない中、御主人に巣の場所まで案内してもらいました。
巣があるのは2階の軒下で部屋の窓の直ぐ横にありました。窓を開けて巣を確認すると、
予想通りアシナガバチではなくコガタスズメバチの巣でした！

 

ちなみにアシナガバチの巣はこんな感じです。

 

見た目も大きさも全く違いますが、普段ハチの巣を見慣れていない方は結構間違えて報告されます。

 

コガタスズメバチはちょっとした空間でも巣を作りますし、人間の出した残飯や缶ジュースも餌にするので、こんな駅前でも平気で巣を作ります。
で調査のを御主人に「これはコガタスズメバチの巣です」とお伝えすると、
「えっ！」
とビックリされてました。
「スズメバチの駆除料金は12000円（当時）になりますがよろしいですか？」
と了解を得て、駆除開始です。
蜂防護服を着用して、御主人に「宇宙服みたいですね（笑）」と言われながら2階の窓から１階の屋根伝いに巣に近づきます。
私は高いところが苦手なので腰を落として慎重に巣に近づきます。
やっとコガタスズメバチの巣たどり着いてじっくり観察すします。
時期的に巣に蜂はいなさそうですが、油断は禁物！
最近は温暖化の影響か真冬でも数匹のハチが生存している事があるのです。

念のため、蜂用殺虫剤を巣穴から噴射して様子をみます。
噴射後、巣に近づいて内部の様子を確認しますが、生体反応はなしです。
ここで一気に巣を除去しました。
撤去したコガタスズメバチの巣を外に持ち出して分解すると、巣の中で2匹ほど蜂が死んでいましたが、随分前に死んでたようで干からびていました。
それを、御主人と一緒にスマホとカメラで撮影して、コガタスズメバチの巣撤去完了です！

その帰り道、西宮の不動産会社から「乙訓郡大山崎の平屋民家の屋根裏に複数の蜂の巣があるので駆除して欲しいと依頼のメールが入りました」

 

この話は次回に！
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